骨粗鬆症
女性ホルモンコラム

女性ホルモンと骨粗鬆症

骨粗鬆症は女性に多く見られる?

骨粗鬆症

女性に多い理由女性は閉経を迎えることで骨密度が減少し始め、骨粗鬆症が生じます。
これには女性ホルモンが大きく関与していると考えられています。

女性ホルモンの骨粗鬆症に対する働きとは?

女性ホルモンの体への影響

女性ホルモンと身体の関係閉経前後である更年期頃から骨密度の減少が始まり、閉経後には急激に低下します。
60歳を越すと2人に1人が、70歳を越えると10人に7人が骨粗鬆症とされています。

女性ホルモンが関係して起こる骨粗鬆症を閉経後骨粗鬆症といいます。
更年期になり、閉経を迎えると、卵巣の機能が止まり、女性ホルモンが減少します。
分泌される女性ホルモンには2種類あり、一つは女性性器の副生殖器の発育を促進し、二次性徴を起こすエストロゲン。
もう一つは排卵後の基礎体温を上昇させたり、乳腺の発達や乳汁分泌を抑えるプロゲステロンです。

女性ホルモンが起因して起こる骨粗鬆症は、閉経を迎えた女性だけでなく、女性ホルモンの産生が少なく、月経不順や月経が訪れない無月経の若年女性にも発症します。
こうした骨粗鬆症は卵巣機能が低下し、正常な働きができないためで、多くはストレスや行き過ぎたダイエットなどが原因であると考えられています。

エストロゲンが骨代謝を阻害する!

硬く丈夫な骨の中がスカスカになるのにも女性ホルモンは大きく関係しています。
骨は体が熟成されるとしっかりと形成されるので、そのまま変わることがないように思われますが、骨代謝という骨の新陳代謝によって古くなった骨は修復され、新しく変わっていくのです。
こうした骨の新陳代謝をリモデリングと呼びます。
しかし、リモデリングに異常を起こすのが女性ホルモンであるエストロゲンなのです。
エストロゲンが減少すると古い骨細胞を破壊する骨吸収のスピードが上昇し、新しい骨を形成する骨形成が追いつかなくなります。結果として、骨の中に鬆(す)が入ったような状態の骨粗鬆症となってしまいます。

閉経後、エストロゲンはどうして減少するのでしょうか?
閉経とともにエストロゲンが分泌されなくなるのは、妊娠や出産が必要のないとされる年齢に至ったということもあります。
昔の女性は、現在とは違い平均寿命も短く、今の私たちが閉経を迎える頃に寿命を迎えていたのです。
ですが現在では平均寿命が延び、「人生80年」と言われるほどになりました。
昔ではそれほど重大とされなかった骨粗しょう症や更年期障害などが問題とされだし、症状に悩む人が増加しています。

女性ホルモン低下〜影響は骨だけじゃない

女性ホルモンの影響は、骨塩量の低下や骨折をさせやすくなるだけでなく、四肢関節や膝関節などに変形を起こし、関節症を引き起こす可能性があります。
高齢になると、退行性機能障害といって膝関節にある軟骨が削られ、磨り減ることで自分の体重を支えることができなくなる現象が起こります。
高齢の女性にO脚が多く見られるのは退行機能障害が原因とも言われています。

女性ホルモンであるエストロゲンが低下すると、骨粗鬆症の骨代謝異常という形で骨折を引き起こし、軟骨が磨り減り壊されることにより関節痛などを生じさせます。

【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツ分類
  • 【骨粗鬆症の原因/症状】年齢だけが発症する要因なのか、原発性・続発性などの症状の種類と共に確認
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