骨粗鬆症
大腿骨頚部骨折骨粗鬆症と関係する疾患

大腿骨頚部骨折

大腿骨頚部骨折は寝たきりになる可能性大!?

骨粗鬆症

大腿骨頚部骨折に注意高齢者が寝たきりになりやすい原因と言われている骨折が大腿骨頚部骨折です。
骨折の多くは転倒によるもので、寝たきりになるリスクを骨粗鬆症は上昇させると言われています。

歩行困難!大腿骨頚部骨折って?

高齢者に多い4大骨折の一つ骨粗鬆症の高齢者に生じる骨折のうち、上腕骨頚部骨折、大腿骨頚部骨折、橈骨遠位端骨折、脊椎圧迫骨折を4大骨折と称しています。

大腿骨は太ももの付け根、股関節付近にあり、体を保持する役割をしています。
大腿骨は、転落・転倒の際に外から加わった力が集まりやすく、骨が折れやすいのです。大腿骨頚部内側骨折は、骨粗鬆症が生じている状態に軽い力が加わっただけでも折れてしまいます。

大腿骨頚部における骨折は、関節包の内層で骨折する大腿骨頚部内側骨折(関節包内骨折)と、関節包の外層で骨折する大腿骨頚部外側骨折(関節包外骨折)があります。
大腿骨頚部外側骨折は、血液循環が活発なため骨が癒合されやすいのですが、転倒などの際に受ける外力も大きく、皮下出血が出るなど身体に影響が現れやすいです。
大腿骨頚部内側骨折は血の巡りが良くないため骨は癒合されにくく、関節内部での骨折のため皮下出血は少ないようです。

大腿骨頚部骨折の症状とは

骨折により股関節に痛みが走り、歩行困難または歩行不能になります。骨折部位の股関節周辺には皮下出血が現れ、股関節の可動域が抑制されます。

どのような治療方法?

大腿骨頚部骨折の場合、他の身体部位の骨折とは違い、早期リハビリが必要になります。
外側・内側どちらのケースも殆どが手術を必要とします。
手術を必要とする理由については、骨折により数日間の床上安静をしているだけでも肺炎などの呼吸器、感染症、褥瘡、認知症などが合併症として出現し、最悪の場合、生命に危険をもたらす可能性があるからです。

保存療法

保存療法でも体の状態により方法が変わってきます。
全身の身体状況が悪いため、手術にかかるリスクの方が高いと判断された人や、内側骨折によるズレがほぼ無いとされる状態で骨の癒合率が高いため、数ヶ月ベッドで寝たきりであってもそこまで大変な問題が起きないとされる人です。

全身状態が悪化していて手術をすることが困難な人の場合は、数ヶ月の安静で疼痛は軽快してきますが、大腿骨頚部内側骨折は骨がくっつかないと言われています。
数ヶ月の寝たきりでも大丈夫と判断された人でも、大腿骨頚部内側骨折は折れた部分の血の巡りが良くないため骨が癒合せずに偽関節となったり、骨折した骨が壊死することもあります。

外科的治療

大腿骨頚部骨折は、疼痛による歩行困難や褥瘡、膀胱炎や尿路感染などの泌尿器疾患などを引き起こす確率が高まります。
活動しないことによる身体の関節拘縮や筋肉が落ちたりと、骨折が治癒されても自立歩行が出来ないということがあります。
外科治療で行われれる技法には、人工骨頭置換術やPFN(髄内)固定術などがあり、どの技法で行われるかは骨折の種類によります。

【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツ分類
  • 【骨粗鬆症の原因/症状】年齢だけが発症する要因なのか、原発性・続発性などの症状の種類と共に確認
  • 【骨粗鬆症の検査/治療・予防/対策】病院での診断・治療・自宅でもできる食事・運動療法などの生活改善
  • 【骨粗鬆症と関係する疾患】歯周病や糖尿病などの病気と圧迫・大腿骨頸部・コーレス骨折について
  • 【コラム】骨粗鬆症と牛乳・骨密度・女性ホルモン・年齢や入院との関係
【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツメニュー
  • 骨粗鬆症の治療法 - 日光浴/理学療法
  • 骨粗鬆症と牛乳 - えっ!?牛乳の飲みすぎが骨粗しょう症に!?
注目記事(骨粗しょう症ゼミ)ランキング