骨粗鬆症
歯周病骨粗鬆症と関係する疾患

歯周病

歯が抜け落ちる?骨が溶けるって一体!?

骨粗鬆症

骨と歯の関係皆さんは知っていましたか?
実は歯周病は骨疾患だったのです。

骨粗鬆症により骨が脆くなると歯にも影響が出てきます。歯と骨の関係とは?

歯周病は骨疾患だった!

歯周病とは歯周病は、歯肉炎と歯周炎を併せたものを呼び、以前までは歯槽膿漏とも呼ばれる病気でした。
なんと日本における約40〜50歳以上の約80%もの人が歯周病に罹患していると言われています。
歯肉炎は歯肉に炎症や腫脹、出血が見られることで、歯周炎は歯茎やセメント質、歯槽骨などの歯周組織に起こる炎症のことです。

そもそも歯周病とは歯肉の病気ではなく、歯を支えている骨細胞が歯周プラークに存在する細菌により壊される骨疾患のことなのです。
歯と歯肉の隙間にある歯周ポケット(歯肉溝)と呼ばれる部分に細菌が侵入すると、歯茎に腫脹・炎症が見られ、歯ブラシで磨くと出血が見られます。
疼痛はなく、状態が進むと歯茎の中にある歯を保持している歯槽骨と呼ばれる骨が溶け出し、疼痛や膿が出始め、歯がグラつき抜け落ちてしまいます。
骨粗鬆症を罹患していることにより顎骨や歯周組織の骨量が減少してくると、歯周病を原因とする炎症は拡大しやすくなります。

閉経が起こす歯周病

骨粗鬆症に罹患している人は、歯周病が促進されやすいとされています。
特に閉経後骨粗鬆症の人は、ブラッシングなどによる歯茎からの出血が多く、歯周病の進行率が高いそうです。
また下顎骨の骨密度の低下も促進され、慢性の歯周炎に移行している場合もあります。

閉経を迎えたことにより骨量が減少する閉経後骨粗鬆症は、閉経から起こる卵巣機能の低下、骨代謝に関係するエストロゲンの分泌低下から発症します。
エストロゲンの不足は、歯を支えている顎骨など全身の骨量を減少させます。

女性の体内には、エスロトゲン(卵胞刺激ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが多く分泌されています。
この女性ホルモンの減少が歯周病の原因と考えられています。
女性ホルモンは歯周組織を変性させ、歯垢(プラーク)に反応を示し、歯茎に炎症を起こします。
歯肉に腫脹が見られ、出血が起こりやすくなり、疼痛を伴うケースもあります。

女性と歯周病のつながり

女性は歯肉炎などの歯周疾患に罹患しやすいそうです。女性ホルモンの分泌が活発になる、10前後〜18歳頃までの思春期や妊娠時期などに歯周炎が起こりやすくなります。

妊娠時期に起こる歯周炎

歯周組織を変性させる働きのある女性ホルモンは、妊娠時期にも歯周組織などに影響を与えます。
妊娠初期〜中期頃には、女性ホルモンが極微量の歯垢にも反応し、出血・腫脹・発赤などの歯肉炎の症状が顕著に出現します。

妊娠前から歯茎の腫脹や出血などの歯肉炎症状が出現している場合は、定期的な歯科検診をしておくことが大事です。
また、妊娠前から口腔の清潔が保たれている場合は歯肉炎のリスクは少ないですが、清掃方法や清掃後の状態が悪かったり、歯肉炎や歯周炎の既往がある場合はその部位が再発するケースが多く、そのうちの一部の人は重度の歯周炎に移るケースがあります。

更年期における歯周炎

更年期障害の影響は口腔内にまで届き、唾液が減少し口腔内が乾くドライマウスや味覚異常などが起こることがあります。
歯槽骨が溶けることを歯周炎と言い、この状態のときは歯周組織も悪化してしまいます。
歯周炎や歯肉炎の症状を抑制させるためには、ホルモン療法による黄体ホルモンの補充が効果を現します。

【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツ分類
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  • 【コラム】骨粗鬆症と牛乳・骨密度・女性ホルモン・年齢や入院との関係
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