骨粗鬆症
検査,受診骨粗鬆症の検査/治療・予防/対策

骨粗鬆症の検査

骨密度を測定してもらいましょう!

骨粗鬆症

骨密度を測定する方法歳を重ねると骨折の危険性が倍増し、また骨折を繰り返しているようなら骨粗鬆症の可能性は大です。
一度病院で骨密度の測定や検査を受けてみましょう。

骨量の測定方法にはどんな検査が?

検査の種類骨粗鬆症の検査を受ける前に、まず何科を受診すると良いのでしょう?
大きな医療機関などでは骨粗鬆症の専門外来を設けている場所もありますが、その数は少なく、多くは腰痛などから整形外科を受診したり、更年期障害の治療に加えて婦人科や内科などを受診しているようです。

骨粗鬆症の診断の基準となる検査では、骨塩量(骨密度/骨量のこと、また骨内に含まれているカルシウムなどのミネラルのこと)の測定、X線(レントゲン)検査による椎体骨折や骨の萎縮の確認が行われます。

骨粗鬆症の診断基準

  1. X線検査により椎体骨折が認められ、さらに骨萎縮度がI度(脊椎の骨粗鬆症化の可能性有り)以上、または骨塩量の数値が若い人の8割未満であれば骨粗鬆症と診断されます。
  2. X線検査で椎体に骨折が確認されない場合、骨萎縮度がII度(脊椎の骨粗鬆症化有り)以上、または骨塩量の数値が若い人の7割以下であれば骨粗鬆症と診断されます。

上記に記載した内容が骨粗鬆症の診断基準ですが、骨塩量が減少する疾患は骨粗鬆症の他にも多くあるので、見落としの無い十分な検査が必要になります。

DXA(デキサ)法

前身や大腿骨頸部、腰椎、前腕などに2種類の低エネルギーX線を照射し、骨密度の量を検査します。
身体部位の骨量を測定することができ、他組織(脂肪など)の影響を除去し、骨密度測定の指標となる診断方法です。
しかし、このDXAは高価であるため配置している病院は少なく、大きな病院などで配置されているようです。

MD法

DXAと同じく、骨量を測定する検査法です。
人差し指の付け根の骨をレントゲン撮影し、レントゲン写真に写った影の濃さを分析し、骨量の測定を行う方法です。
超音波で行われる骨量の測定法と同じく、骨粗鬆症の疑いがあるかをみる検査法です。

長期間の骨量経過の観察や集団検診に適していますが、短期間での骨量変化の測定には適していません。
また、骨量の測定や骨粗鬆症の疑いがあるかどうかの精密検査を行いたい場合はDXA検査やpQCT検査を受けるのが良いかと思われます。

pQCT法

X線を用いて、立体的に骨塩量を測る方法です。
通常のX線検査は平面(二次元)的に撮影しますが、pQCT法は立体(三次元)的に撮影することができるため、正確な骨量を測定することが可能となっています。
手足の骨量の測定などに使用されます。

骨代謝マーカー

骨代謝マーカーとは、骨が行っている骨代謝の回転スピードを測定する検査方法です。
しかし、骨代謝マーカーだけでは骨粗鬆症の診断をすることが出来ません。
骨代謝マーカーには、骨が構成されている状態を見る骨形成マーカーと、古くなった骨細胞が破壊されている状態を見る骨吸収マーカーがあります。

骨形成マーカーは骨が作られるときの構成成分を測定し、骨吸収マーカーは骨吸収により壊される骨細胞を測定します。
骨代謝マーカーの種類には骨芽細胞や破骨細胞が産生する酵素や、骨吸収が行われる際に生じるコラーゲンの代謝産物があります。

骨形成マーカーにはオステオカルシン(OC)や骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)、I型コラーゲンN-プロペプチド(PINP)などがあり、骨吸収マーカーには酒石酸抵抗酸フォスファターゼ(TRAPC5b)やI型コラーゲン架橋C-テロペプチド(CTX)、デオキシピリジノリン(DPD)などがあります。

【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツ分類
  • 【骨粗鬆症の原因/症状】年齢だけが発症する要因なのか、原発性・続発性などの症状の種類と共に確認
  • 【骨粗鬆症の検査/治療・予防/対策】病院での診断・治療・自宅でもできる食事・運動療法などの生活改善
  • 【骨粗鬆症と関係する疾患】歯周病や糖尿病などの病気と圧迫・大腿骨頸部・コーレス骨折について
  • 【コラム】骨粗鬆症と牛乳・骨密度・女性ホルモン・年齢や入院との関係
【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツメニュー
  • 骨粗鬆症の治療法 - 日光浴/理学療法
  • 骨粗鬆症と牛乳 - えっ!?牛乳の飲みすぎが骨粗しょう症に!?
注目記事(骨粗しょう症ゼミ)ランキング