骨粗鬆症
危険因子骨粗鬆症の原因/症状

骨粗鬆症の危険因子

危険因子がこんなに!予防できる!?

骨粗鬆症

骨粗鬆症の危険因子とは骨量を減少させる要因は様々で、危険因子の中には自己の予防に対する努力やライフスタイルを見直すことで改善できる場合と、困難な場合があります。

このページで危険因子を知って、骨粗鬆症を予防しましょう。

どんな人が骨粗鬆症を発症しやすい?

発症しやすい人の特徴骨粗鬆症を発症している人の割合は本当に多く、50歳以上の女性数人に1人が骨粗鬆症と言われています。
自己の努力で改善されるだろうリスクファクター(危険因子)は、カルシウム不足・運動不足・コーヒーやアルコールの過剰摂取・ビタミンDまたはビタミンKの不足・ダイエット・喫煙・日照不足・食塩の過剰摂取などです。

また努力では避けられない要因は老化・人種・性別・閉経の時期・自分または家族の骨折既往歴などが挙げられています。
そして、このようなリスクファクターを持つ人が骨粗鬆症になりやすいとされています。

遺伝

若くして起こす骨折は遺伝的・先天的なものが影響していると考えられていますが、加齢で生じる骨粗鬆症の場合は後天的な要因が大きいとされています。

喫煙

喫煙は尿中へのカルシウムの含有量を増加・排泄させ、女性ホルモンの低下を招き、骨量減少などに影響を与えます。
喫煙による骨量の総量は喫煙者が一番少なく、次いで禁煙者が少ないとされています。また喫煙者に比べると禁煙者の骨量は多いと言われています。

継続して喫煙している人の骨折発症率は約1.3〜1.8倍にも上昇するとされ、喫煙による骨折への影響は女性よりも男性に強く出現します。

運動不足

運動をしないと骨量だけでなく、筋力も落ち、骨が折れやすくなります。
日常生活での活動や身体活動は大腿骨頸部骨折や骨粗鬆症による骨折の予防となるとされ、運動効果による骨折発症率の予防は約2〜4割、最大で約5割の予防効果があると確認されています。

年齢/性別

高齢者によく見られる大腿骨頸部骨折や圧迫骨折などは女性に多く、男性・女性ともに加齢に伴いその発症リスクが増加します。
特に骨粗鬆症による骨折は「高齢者」や「女性」が危険因子となります。

また年齢は、骨量とは関係なく骨折を起こす危険因子で、他の対象者と同量の骨量を示していても高齢であるほど骨折の可能性は高くなります。

自己または家族の骨折既往歴

性別に関係なく、身体部位のいずれかに骨折があった場合、高齢になってからの骨折発症率は約2倍にも跳ね上がります。
特に椎体を骨折していた場合、高齢になってからの椎体骨折は約4倍にも跳ね上がると言われています。

また、家族(両親)が大腿骨頸部骨折を起こしたことのある場合、自己の骨折発症率は約2.3倍になり、家族内に他の骨折既往歴があると自己の骨折発症率は約1.2〜1.5倍にもなると言われています。

日照不足

人間の体は食物の摂取からビタミンDを摂取しているだけでなく、太陽の光を浴びることでもビタミンDを産生しているため、日照不足はビタミンD欠乏を招きます。
ビタミンDが欠乏すると、ハイドロキシアパタイト(骨の構成物質である水酸化燐灰石のこと)を構成しているカルシウムと一緒にリンなども不足します。

骨を形成している物質が不足すると骨軟化症という病気に罹患してしまいます。

アルコールの過剰摂取

日光により産生されたビタミンDは肝臓に蓄積・代謝されるのですが、アルコールの過剰摂取はビタミンDの代謝を障害し、骨量を低下させます。
また、骨形成の役割をもつ骨芽細胞の働きを抑えてしまい、骨形成に必要なカルシウムなどを排泄尿の中へ排出させてしまいます。

骨折の発症率は、アルコールの摂取量が多いほど上昇し、性別による差は確認されていないです。

ダイエット

過剰なダイエットは、栄養バランスの崩れや栄養不足に関係し、筋力や筋肉の低下を引き起こし、骨折しやすくなります。

痩せすぎは、骨量と関係なく大腿骨頸部骨折を引き起こすリスクファクターとなりますが、他の骨折に関しては骨量とは関係の無い骨折要因にはならないとされています。
結果、大腿骨頸部骨折以外に起こる骨折は、低体重などが骨量の減少を起こし、骨折の発症率を上昇させていると考えられています。

コーヒーの過剰摂取

コーヒーに含まれるカフェインが排泄尿の中へのカルシウム排出を増やし、骨量を減少させます。
しかし、カルシウムの摂取量が基準となる所要量を満たすなど、十分に摂取していれば問題ないそうです。ですが、1日のコーヒー摂取が3〜4杯以上は注意が必要です。

閉経

危険因子の中でも、閉経は加齢とともに女性の骨粗鬆症を引き起こす要因です。
女性の体は約50歳前後で閉経を迎えるようにできています。

女性ホルモンは骨の保護や骨量増加を助けていますが、閉経により卵巣が機能しなくなり、女性ホルモンが産生されないため骨量が急激に減少します。

ステロイドの長期使用

経口ステロイド治療による1日5mg以上の摂取は骨量を減少させてしまい、骨折の発症率を上昇させます。
経口ステロイド治療開始3〜6ヶ月以内に骨折回数は増し、ステロイド治療を中止すると骨折回数は減少します。
ステロイド剤使用による骨折発症率は約2〜4倍にも跳ね上がります。

【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツ分類
  • 【骨粗鬆症の原因/症状】年齢だけが発症する要因なのか、原発性・続発性などの症状の種類と共に確認
  • 【骨粗鬆症の検査/治療・予防/対策】病院での診断・治療・自宅でもできる食事・運動療法などの生活改善
  • 【骨粗鬆症と関係する疾患】歯周病や糖尿病などの病気と圧迫・大腿骨頸部・コーレス骨折について
  • 【コラム】骨粗鬆症と牛乳・骨密度・女性ホルモン・年齢や入院との関係
【骨粗しょう症ゼミ】コンテンツメニュー
  • 骨粗鬆症の治療法 - 日光浴/理学療法
  • 骨粗鬆症と牛乳 - えっ!?牛乳の飲みすぎが骨粗しょう症に!?
注目記事(骨粗しょう症ゼミ)ランキング